Hf型蛍光灯の省エネ効果について
Hf型蛍光灯とは、高周波点灯蛍光灯とも呼ばれ、電子安定器により電球を高周波に変換しランプを点灯させる事により、ランプ自体の性能アップが見込めるほか、省電力化なども臨むことができる新しい方式の蛍光灯です。
Hf型蛍光灯の省エネ効果-実例比較-
まずは、一般的に事務所など多く使われている「ラピッドスタート型」と呼ばれる蛍光灯と、Hf型蛍光灯の電気代を6,000時間(蛍光灯の定格寿命)利用した場合の電気代を比較していきます。
なお、ラピッドスタート型の蛍光灯についてもいつ頃作られた安定器が利用されているかによっても消費電力が異なります。
- 20年前ラピッドスタート型:消費電力:102W:14,076円
- 15年前ラピッドスタート型:消費電力:92W:12,696円
- 最新式ラピッドスタート型:消費電力:85W:11,730円
- Hf型:消費電力:65W:8,970円
以上のように古い安定器を利用している場合であるほど、電気代の節約効果も高くなります。
なお、「Hf型蛍光灯」は国等による環境物品等の調達の推進に関する法律(グリーン購入法)に無条件適合します。
(注意点)Hf型の蛍光灯を利用する場合、安定器をHfインバータ定格安定器に交換する必要があります。なお、個人でこの工事はできませんので、お近くの電気工事専門業者にご依頼ください。