Googleビジネスプロフィールの作り方

このページにはプロモーションを含む場合があります。最終確認日:2026年7月3日

Googleビジネスプロフィールは、店舗の「検索上の入口」になる

Googleビジネスプロフィールは、Google検索やGoogleマップに表示される店舗情報を管理するための仕組みです。店名、住所、営業時間、電話番号、写真、商品・サービス、予約リンク、口コミ返信などを整えることで、近くで探している人が来店・予約・問い合わせに進みやすくなります。

ホームページやSNSも大切ですが、来店型ビジネスでは「今開いているか」「場所はどこか」「口コミはどうか」「写真で雰囲気がわかるか」が先に見られます。まずは正しい情報を載せ、次に写真と口コミ対応を積み上げます。

ユウ
Googleマップにお店を出すって、なんとなく勝手に載るものだと思っていました。
ミナミ
載ることもありますが、営業時間や写真、電話番号、口コミ返信をお店側で管理できるようにするのが大事です。
ユウ
もし営業時間が古かったら、営業中なのに閉店していると思われるかも。
ミナミ
そうです。来店前に帰られる、という見えない機会損失が起きます。
ユウ
まずは「地図上では幻の店」から卒業します。

作成前に確認すること

Googleビジネスプロフィールは、実店舗や対面サービスなど、顧客と接点を持つビジネス向けの情報管理です。飲食店、美容室、整体、クリニック、小売店、教室、修理業、工務店、士業事務所などと相性があります。

一方で、住所を出したくない自宅事業、完全オンラインのサービス、実体のない名称で複数作るプロフィールなどは注意が必要です。実店舗がある場合は住所を表示し、訪問型サービスの場合はサービス提供地域を設定するなど、実態に合わせて登録します。

確認項目考えること間違えると起きること
店名看板、Webサイト、名刺などで使っている正式名称にする。検索語を詰め込むと不自然になり、信頼を落とす。
住所来店型なら正確な住所を入れる。訪問型ならサービス提供地域の設定を考える。住所が不正確だと来店できない。自宅住所を出すリスクもある。
電話番号店舗で受けられる番号、予約用番号、代表番号のどれを載せるか決める。電話に出られない時間帯が多いと機会損失になる。
Webサイト・予約先公式サイト、予約ページ、メニュー、問い合わせフォームを用意する。興味を持った人が次の行動に進めない。
管理アカウント個人の私用Gmailではなく、会社・店舗で管理できるGoogleアカウントを使う。退職や担当交代で管理できなくなる。

登録手順

手順は画面の案内に沿って進めます。Googleの仕様は変わることがありますが、考える順番は大きく変わりません。先に「正確な店舗情報」を用意してから登録すると、途中で迷いにくくなります。

  1. Googleアカウントを用意する。店舗の管理に使うアカウントを決めます。複数人で運用する場合は、後で権限管理も考えます。
  2. 既存のプロフィールがないか検索する。店名や住所でGoogle検索・Googleマップを確認し、すでに表示されている場合はオーナー権限の取得を検討します。
  3. ビジネス名を入力する。正式な店名を入れます。地域名やサービス名を不自然に詰め込まないようにします。
  4. ビジネスカテゴリを選ぶ。飲食店、美容室、整体院、税理士、工務店など、実態に近い主カテゴリを選びます。カテゴリは表示や検索の文脈に影響します。
  5. 住所またはサービス提供地域を設定する。来店型なら住所、訪問型なら対応エリアを設定します。住所非公開で運用する場合も、実態に合う設定が必要です。
  6. 電話番号とWebサイトを登録する。電話、公式サイト、予約ページなど、次の行動先を設定します。
  7. 営業時間を入れる。通常営業時間だけでなく、祝日、年末年始、臨時休業も更新できるようにします。
  8. オーナー確認を行う。電話、メール、動画、ハガキなど、Googleが提示する方法で確認します。選べる方法はビジネスや状況によって変わります。
  9. 写真、商品、サービス、説明文を追加する。登録できたら終わりではありません。来店前の不安を減らす情報を増やします。

公式の入口は、Google ビジネスプロフィールです。細かな手順や確認方法は、Googleのヘルプもあわせて確認します。

オーナー確認でつまずきやすい点

オーナー確認は、そのビジネスを実際に管理している人かを確認する手続きです。確認が完了しないと、情報を十分に管理できないことがあります。

ユウ
オーナー確認って、本人確認みたいなものですか。
ミナミ
近いです。お店を勝手に編集されないように、管理者であることを確認します。
ユウ
昔の担当者の個人アカウントで作っていたら。
ミナミ
権限移管が面倒になります。最初から会社・店舗で管理できる形にしておきましょう。
つまずき対策
確認コードが届かない住所、電話番号、メールの入力を見直します。Googleが提示する確認方法に従います。
動画確認が必要になった店舗外観、看板、店内、業務に使う設備、管理権限を示せる資料など、実在性が伝わる準備をします。
すでに別の人が管理しているオーナー権限のリクエストを行い、社内の過去担当者や制作会社に確認します。
重複プロフィールがある同じ店舗で複数プロフィールを作らず、正しいプロフィールへ統一します。

基本情報は「正確さ」と「来店前の安心感」を重視する

基本情報は、検索した人が最初に見る場所です。ここが古いと、写真やSNS投稿を頑張っても不安が残ります。

営業時間通常営業、祝日、臨時休業、年末年始を更新します。
電話番号出られる時間帯、予約専用番号、問い合わせ先を整理します。
Webサイト公式サイト、予約ページ、メニュー、問い合わせページへ送ります。
カテゴリ主カテゴリを実態に合わせ、必要に応じて追加カテゴリも整えます。
説明文誰向けに、何を提供し、どの地域で、どんな特徴があるかを自然に書きます。
属性支払い方法、設備、バリアフリー、提供形式など、該当する情報を整えます。

店名や説明文に検索キーワードを無理に詰め込むと、読者にもGoogleにも不自然です。検索対策としても、まずは実態に合った正確な情報を継続的に更新する方が安定します。

写真は「初めて行く不安」を減らす

写真は、お店に入る前の不安を減らすために使います。きれいな写真だけでなく、入口、外観、店内の広さ、席、商品、メニュー、スタッフの雰囲気がわかる写真が重要です。

写真役割撮るときのポイント
外観・入口迷わず来店できるようにする。道路側、看板、ビル入口、夜の見え方も撮る。
店内雰囲気、清潔感、席数、広さを伝える。明るく、実際の利用イメージに近い写真にする。
商品・メニュー何が買える・食べられる・受けられるかを伝える。代表商品、人気メニュー、価格帯がわかるようにする。
スタッフ・施術風景人への不安を減らす。許可を取り、自然な接客・作業の様子を撮る。
駐車場・アクセス車で来る人の不安を減らす。駐車位置、入口までの道順、目印を見せる。

写真は一度入れて終わりではありません。季節商品、店内改装、メニュー変更、スタッフ変更があれば更新します。古い写真だけが残ると、現在の店とのズレが生まれます。

商品・サービス・メニューを登録する

飲食店ならメニュー、美容室やサロンなら施術メニュー、士業や修理業ならサービス内容を登録しておくと、来店前・問い合わせ前の判断がしやすくなります。

価格を出せるものは出し、難しい場合は「目安」「相談内容により変動」「見積もり」など、読者が不安にならない表現にします。料金を一切出さないと、問い合わせ前に離脱されることがあります。

代表メニューまず売れ筋や定番サービスを登録します。
価格帯表示できる範囲で料金や目安を入れます。
所要時間予約型サービスでは、施術時間や相談時間も重要です。
予約導線電話だけでなく、予約フォームや予約サービスへつなげます。

投稿・最新情報は「営業している感」を出す

最新情報の投稿は、新商品、キャンペーン、臨時休業、イベント、空き状況、季節メニューなどを知らせるために使います。SNSほど頻繁でなくても構いませんが、何か月も更新が止まっていると、読者は少し不安になります。

投稿では、見た人に何をしてほしいのかをはっきりさせます。「予約する」「電話する」「メニューを見る」「イベント詳細を見る」など、次の行動を用意します。

ユウ
投稿は毎日やらないとダメですか。毎日となると、今日の空の写真を載せ始めそうです。
ミナミ
毎日より、来店判断に役立つ情報を続ける方が大切です。新メニュー、空き枠、臨時休業、キャンペーンなどですね。
ユウ
空の写真は、僕の個人アカウントに避難させます。

口コミを集める前に、依頼方法と返信ルールを決める

口コミは、これから来店する人の不安を減らす強い材料です。ただし、強引な依頼、見返り付きの投稿依頼、虚偽の口コミ、スタッフや関係者による不自然な投稿は避けます。口コミは数だけでなく、内容、返信、改善姿勢まで見られます。

場面自然な依頼例避けたいこと
会計時「よろしければGoogleマップで感想をいただけると励みになります」高評価を指定する、割引と引き換えにする。
施術・サービス後満足度が高そうなタイミングで、口コミ投稿用リンクやQRコードを案内する。その場で投稿画面を見せてもらうなど、圧をかける。
リピート客長く利用してくれている理由を書いてもらえるよう、自然にお願いする。同じ文面をコピーして投稿してもらう。
低評価が増えた時原因を確認し、改善できる点を直す。良い口コミで埋めようとする。

口コミ返信の基本

口コミ返信は、投稿した人だけでなく、これから来店する人にも読まれます。良い口コミには感謝を伝え、悪い口コミには感情的に反論せず、事実確認と改善姿勢を示します。

良い口コミ来店への感謝、具体的に褒められた点へのお礼、次回来店への一言を返します。
低評価まず不快な思いをさせたことへの受け止めを示し、必要に応じて確認窓口へ誘導します。
事実誤認公開の場で個人情報を出さず、必要な範囲で落ち着いて説明します。
不適切な口コミポリシー違反が疑われる場合は、Googleの手順に沿って報告します。

良い口コミへの返信例

「ご来店ありがとうございました。店内の雰囲気やスタッフ対応について温かいお言葉をいただき、とても励みになります。次回も安心してお過ごしいただけるよう準備してお待ちしております。」

低評価への返信例

「このたびはご期待に沿えず申し訳ありません。いただいた内容を確認し、今後の案内や対応の改善に活かします。詳細を確認させていただける場合は、店舗までご連絡ください。」

返信で避けたいこと

  • 相手を責める、皮肉を言う、感情的に反論する
  • 個人情報、来店内容、支払い内容などを公開してしまう
  • すべて同じ定型文で返す
  • 低評価だけ放置する

悪い口コミが入ったときの考え方

悪い口コミが入ると焦りますが、返信の目的は「勝つこと」ではなく、読んでいる人に誠実な店舗だと伝えることです。事実と違う内容でも、いきなり強い言葉で否定すると、第三者からは店舗側が攻撃的に見えることがあります。

  1. 内容を分解する。接客、待ち時間、料金、説明不足、品質、勘違いのどれかを分けます。
  2. 社内で事実確認する。スタッフに確認し、記録や予約情報も見ます。
  3. 公開返信は短く落ち着いて返す。謝罪、確認、改善、連絡先の案内を中心にします。
  4. 改善できるものは直す。営業時間、メニュー表、注意書き、予約前説明などを修正します。
  5. ポリシー違反は報告する。スパム、なりすまし、関係ない内容、差別的表現などはGoogleの手順で報告します。
ユウ
事実と違う口コミが来たら、全力で反論したくなります。
ミナミ
気持ちはわかります。でも返信は、投稿者だけでなく未来のお客様も読んでいます。落ち着いた対応の方が信頼につながります。
ユウ
公開返信でレスバを始めない。店舗運営の必修科目ですね。

運用ルーティン

Googleビジネスプロフィールは、作って終わりではありません。週1回、月1回の確認だけでも、放置感を減らせます。

頻度やること見るポイント
毎週口コミ確認、返信、臨時休業や投稿の確認。返信漏れ、低評価の原因、予約導線。
月1回写真追加、商品・サービス更新、営業時間の見直し。古い写真、終了メニュー、価格変更。
季節ごと年末年始、祝日、季節メニュー、キャンペーンの更新。特別営業時間、イベント、混雑時期。
担当変更時管理権限、Googleアカウント、返信ルールを確認。退職者アカウント、権限の残り、パスワード管理。

成果を見るときの指標

ビジネスプロフィールの管理画面では、検索での見られ方、電話、ルート検索、Webサイトへのアクセスなどを確認できます。細かな数値だけで一喜一憂せず、来店や予約につながっているかを見ます。

検索での表示どのくらい見られているかを確認します。
電話電話が増えているか、出られない時間帯がないかを見ます。
ルート検索来店意欲が高い人が増えているかを見ます。
Webサイト・予約公式サイトや予約ページへの移動を確認します。
口コミ数と評価数だけでなく、内容と返信状況を見ます。
写真の反応外観、商品、メニューなど、来店判断に効く写真を増やします。

MEOで見るべき3つの考え方

Googleマップで上に出したい、という相談はよくあります。ただし、地図検索は「お店がどれだけ努力したか」だけで決まるものではありません。Googleはローカル検索の表示について、主に関連性、距離、知名度を組み合わせて判断すると説明しています。

要素意味店舗側でできること
関連性検索した言葉と、お店の情報がどれくらい合っているか。カテゴリ、説明文、商品・サービス、写真、Webサイトの内容を実態に合わせて整える。
距離検索している人の場所から、お店までどれくらい近いか。住所や対応エリアを正確に登録する。遠い人に無理やり近く見せることはできない。
知名度そのお店がどれくらい知られているか、信頼されているか。口コミ、写真、公式サイト、地域メディア、SNS、チラシ、実店舗での体験を積み上げる。

つまり、MEOは「順位を買う作業」ではなく、実際のお店の情報と評判を、地図上でも正しく伝える作業です。店名にキーワードを足しすぎるより、来店前の不安を減らす情報を増やし、口コミに丁寧に向き合い、古い情報を放置しないことが大切です。

ユウ
じゃあ「地域名 人気 安い おしゃれ 最高 店名」みたいに長い名前にすれば。
ミナミ
それは店名ではなく、願望の盛り合わせです。正式な店名で、説明文や写真や口コミ対応を整えましょう。
ユウ
願望はメニュー表の裏にしまっておきます。

よくある失敗

失敗なぜ困るか対策
作っただけで放置する営業時間や写真が古くなり、来店前の不安が増える。週1回の口コミ確認、月1回の写真・情報更新を決める。
店名にキーワードを詰め込む実際の店名と違い、不自然で信頼を落とす。正式名称を使い、説明文や投稿で特徴を補う。
個人アカウントで管理する担当変更や退職時に権限移管で困る。会社・店舗で管理できるアカウントと権限設計にする。
悪い口コミを放置するこれから来店する人に不安を残す。冷静に返信し、必要な改善を行う。
SNSだけで済ませる営業時間、口コミ、経路案内が探しにくくなる。ビジネスプロフィール、SNS、Webサイトの役割を分ける。

予約・SNS・チラシとつなげる

Googleビジネスプロフィールだけで完結させるのではなく、予約システム、SNS、LINE公式アカウント、チラシ、ショップカード、口コミ返信、POSレジとつなげると、集客から再来店までの流れが作りやすくなります。

予約電話が苦手な人向けに、ネット予約やLINE予約の入口を用意します。
SNS写真、空き状況、キャンペーンを投稿し、地図検索で見た人の不安を減らします。
チラシ・カードQRコードでビジネスプロフィール、予約ページ、SNSへつなげます。詳しい作り方は店舗チラシ・ショップカードの作り方で確認できます。
POSレジ売れ筋や混雑時間を見て、投稿やキャンペーンの内容を決めます。

公式ヘルプで確認したいページ

Googleの仕様や審査、確認方法は変わることがあります。作業時は公式ヘルプも確認します。

ユウ
つまり、登録して終わりではなく、地図上の店頭を掃除する感じですね。
ミナミ
その表現は近いです。営業時間、写真、口コミ返信、予約導線を整えると、来店前の不安が減ります。
ユウ
Googleマップ上でも、入口マットを整えておきます。