Raksul Print
チラシは古いのではなく、目的が曖昧だと弱い
店舗、教室、士業、地域サービス、EC同梱物では、紙のチラシやカードが今でも役に立ちます。スマホだけでは届かない人、来店した人、商品を受け取った直後の人に、次の行動を伝えられるからです。
ラクスルはオンライン印刷サービスで、チラシ、フライヤー、名刺、ポスター、冊子、封筒、シール、DM、ポスティング、新聞折込、ノベルティなどを扱っています。大切なのは「何を印刷するか」より先に、「誰に何をしてほしいか」を決めることです。

料金・部数・納期は仕様で変わる
公式の「はじめての方へ」では、チラシは1枚1.4円(税込)から、印刷・配送料込み、10部から注文できると案内されています。これは最安条件の例であり、サイズ、用紙、厚さ、カラー、片面・両面、部数、出荷日で総額と1枚単価は変わります。
| 確認項目 | 料金・納期への影響 | 決め方 |
|---|---|---|
| 部数 | 部数が増えると1枚単価は下がりやすいが、余らせると無駄になる。 | 最初は配布先と配布期間から必要数を見積もる。 |
| 出荷日 | 短納期ほど高くなりやすい。公式は3営業日出荷以内の商品を手頃にする方針を案内。 | イベント日から、校正・再入稿・配送の予備日を逆算する。 |
| 用紙・加工 | 厚紙、折り、ミシン目、PP加工などで価格と日数が増える。 | 配布チラシ、保存するカード、屋外掲示で必要仕様を分ける。 |
| 支払い | 一般的な支払いに加え、法人向けの請求書払いも案内されている。 | 利用条件、締め日、社内承認に間に合うか確認する。 |
単価だけでなく、デザイン費、配布費、余部、QR遷移先の制作、キャンペーン原価まで含めて「1件の来店や注文を得る費用」を見ます。
印刷物は目的別に選ぶ
チラシ、名刺、ショップカード、同梱カード、ポスターは、それぞれ得意な役割が違います。まずは目的を一つに絞ります。
| 印刷物 | 向いている目的 | 入れるべき導線 |
|---|---|---|
| 店舗チラシ・フライヤー | 新規来店、キャンペーン告知、地域への認知づくり。 | 地図、営業時間、予約QR、初回特典、Googleマップへの導線。 |
| ショップカード | 再来店、紹介、財布やスマホケースに残してもらう。 | LINE登録、予約ページ、SNS、口コミ依頼、次回来店特典。 |
| EC同梱カード | レビュー、再購入、SNSフォロー、使い方説明。 | 商品ページQR、レビュー依頼、クーポン、問い合わせ先。 |
| ポスター・店頭POP | 店内の案内、限定商品、会計前の追加購入。 | 短い見出し、価格、ひと目でわかる写真、キャンペーン期限。 |
| DM・はがき | 既存客への再来店、休眠顧客への案内、地域の見込み客への通知。 | 宛名、来店理由、期限、予約方法、問い合わせ先。 |
| 名刺・営業資料 | 商談後の連絡、Webサイトや事例ページへの誘導。 | 会社サイト、問い合わせフォーム、実績ページ、担当者直通の連絡先。 |
作る前に決める5つのこと
- 誰に渡すか。新規客、既存客、来店客、近隣住民、EC購入者で内容は変わります。
- 読んだ人にしてほしい行動を一つに絞る。来店、予約、LINE登録、口コミ投稿、再購入などです。
- QRコードの行き先を決める。トップページではなく、予約、商品、Googleマップ、LINEなど行動しやすいページへ送ります。
- 反応を測れるようにする。専用クーポン名、専用URL、配布エリア別QRを使うと比較しやすくなります。
- 配布後の受け皿を整える。営業時間、在庫、予約枠、スタッフ対応、問い合わせ返信が追いつくかを確認します。
紙とWebをつなげる
チラシやショップカードは、紙だけで完結させない方が効果を測りやすくなります。予約ページ、LINE、Googleビジネスプロフィール、EC商品ページ、SNSアカウントなど、次の行動先を明確にします。
Googleマップへつなぐ
地域店舗なら、地図、口コミ、写真、営業時間が整ったページへ送ると来店前の不安を減らせます。
LINEへつなぐ
再来店や空き枠案内をしたい店舗は、LINE登録後のクーポンや予約導線を用意します。
予約へつなぐ
サロン、教室、相談業なら、電話番号だけでなくネット予約のQRを入れると取りこぼしを減らせます。
ECへつなぐ
同梱カードなら、購入商品の使い方、関連商品、次回購入ページへ送ると自然です。
入稿前チェックで失敗を減らす
印刷物は、一度刷ると修正が効きにくいのが怖いところです。入稿前に次の項目を確認します。
| チェック項目 | 確認すること | よくある失敗 |
|---|---|---|
| QRコード | 実際にスマホで読み、正しいページへ行くか確認する。 | テスト用URL、古い予約ページ、非公開ページへ飛ぶ。 |
| 電話番号・住所 | 番号、住所、営業時間、定休日、駐車場情報を確認する。 | 移転前の住所や古い営業時間を載せてしまう。 |
| キャンペーン期限 | 開始日、終了日、対象条件、併用可否を明記する。 | 期限が曖昧で、現場の説明が毎回変わる。 |
| 地図・写真 | 入口、外観、最寄り駅、目印が伝わるか確認する。 | おしゃれだが場所がわからない。 |
| 文字量 | 最初に目に入る見出しと行動を絞る。 | 全部書きすぎて、何をしてほしいかわからない。 |
| 塗り足し | フチなし印刷は、仕上がり線の外側へ原則3mm背景を伸ばし、切れて困る文字は内側へ置く。 | 断裁ずれで白いフチが出る、文字やロゴが切れる。 |
| 画像解像度 | 実寸で粗くならないか確認する。一般的な印刷物は公式ガイドで350〜400dpiが目安。 | Web用の小さな画像を引き伸ばし、写真や文字がぼやける。 |
| 確認用PDF | パソコンで全ページを開き、仕上がり位置、文字切れ、色、画像、ページ順を確認する。 | スマホだけで確認し、細かなずれや低解像度を見落とす。 |
| 権利・表記 | 画像、ロゴ、口コミ文、人物写真の利用許可を確認する。 | 使ってよいかわからない素材をそのまま入れる。 |
反応測定まで設計する
紙の販促物は、配って終わりにしないことが大切です。反応を測れる形にすると、次の印刷で改善できます。
- 配布エリアごとにクーポン名を変える
- チラシ用、ショップカード用、同梱カード用でQRコードの行き先を分ける
- 予約フォームに「何を見て知りましたか」を入れる
- GoogleビジネスプロフィールやSNSのアクセス増加を見る
- EC同梱カードなら、次回購入クーポンの利用数を見る
- 反応が低い場合は、配布先、見出し、特典、QRの行き先を一つずつ変える
ラクスルを検討しやすい場面
ラクスルは、印刷だけでなく、紙を使った集客や発送まで含めて検討したいときに候補になります。
地域に配りたい
店舗の新規開店、キャンペーン、イベント告知などで、近隣への認知を作りたい場合。
来店客に渡したい
ショップカード、次回予約カード、LINE登録カード、紹介カードを作りたい場合。
ECに同梱したい
レビュー依頼、使い方説明、次回購入クーポン、SNS案内を商品発送に入れたい場合。
営業資料を整えたい
名刺、会社案内、サービス説明資料、封筒、シールなどをまとめて整えたい場合。
公式ページで最新の条件を確認する
印刷できる商品、納期、用紙、配布サービス、入稿条件、キャンペーンは変わることがあります。実際に作成する前に、公式ページで最新情報を確認してください。