BASEでネットショップを始める前に確認すること

このページにはプロモーションを含む場合があります。最終確認日:2026年7月3日

BASE

「無料で開店できる」より先に、売れる準備があるかを見る

BASEは、専門知識がなくてもネットショップを作り、商品登録、決済、注文管理、発送まわりを始めやすいサービスです。公式サイトでは、スタンダードプランは初期費用0円・月額0円、商品が売れたときに決済手数料とサービス利用料がかかる料金体系として案内されています。

ただし、ネットショップは「公開すれば売れる場所」ではありません。商品写真、商品説明、価格、送料、返品条件、特定商取引法に基づく表記、SNSや既存顧客への案内まで整えて、はじめて販売の入口になります。

BASEは、小さくECを試したい店舗、個人事業主、ハンドメイド・食品・雑貨・アパレルなどの商品を持つ事業者にとって候補になります。一方で、店舗レジや予約までまとめたい場合、海外販売や本格的な独自ECを育てたい場合は、STORESやShopify、モール出店なども並べて考えます。

BASE公式サイトの画面イメージ
BASE公式サイトの画面イメージ

BASEの詳細を見る

ユウ
BASEなら無料で始められるし、すぐ大繁盛ですか。
ミナミ
無料で始めやすいのは魅力ですが、商品写真、説明、送料、発送、SNS導線がないと売れません。
ユウ
お店を作ることと、お客様が買うことは別なんですね。
ミナミ
そうです。小さく試しながら、売れる商品の見せ方を整えます。
ユウ
開店ボタンを押しただけで行列ができる夢から起きます。

BASEの料金は「月額」と「売れたときの費用」を分けて見る

BASEは、売れる前の固定費を抑えやすいのが大きな特徴です。公式料金ページでは、スタンダードプランは初期費用0円・月額費用0円、商品が売れたときに決済手数料3.6%+40円とサービス利用料3%がかかると案内されています。

売上が増えた場合は、月額制のグロースプランも比較対象になります。公式ページでは、年払い時の月あたり費用16,580円、月払い19,980円、売れたときの決済手数料2.9%、サービス利用料0円として案内されています。料金は変わる可能性があるため、申込前に必ず公式ページで確認します。

プラン固定費売れたときの費用向いている状態
スタンダードプラン初期費用0円、月額0円。決済手数料3.6%+40円、サービス利用料3%。まず商品を小さく売って反応を見たい。売上がまだ読めない。
グロースプラン月額制。公式ページでは年払い月あたり16,580円、月払い19,980円の案内。決済手数料2.9%、サービス利用料0円。売上が増え、固定費を払っても手数料差で回収できる。

大切なのは、月額0円だけで判断しないことです。商品価格、原価、送料、梱包資材、決済手数料、返品対応、同梱物、作業時間まで入れて、1注文で利益が残るかを見ます。

BASEで確認したい項目

項目確認ポイントつまずきやすい点
商品登録商品名、写真、説明文、在庫、バリエーション、販売期間を登録できるか。写真が暗い、説明が短い、サイズや素材が分からず問い合わせが増える。
決済クレジットカード、コンビニ決済、PayPal、Amazon Pay、PayPayなど、顧客が使いたい決済方法を確認する。決済手数料だけでなく、入金サイクルやキャンセル時の扱いも見る。
送料・発送送料設定、配送方法、送り状作成、発送通知、追跡番号、梱包資材を決める。送料を価格に入れ忘れ、売れているのに利益が残らない。
集客Instagram、YouTube、PAY ID、抽選販売、SNS連携、既存顧客への案内を決める。ショップを作っただけで人が来ると思い、集客導線がない。
法令表示販売者情報、返品条件、支払い方法、引き渡し時期、個人情報の扱いを整える。住所や電話番号、返品条件の表示で不安が残る。

BASEが向いているケース

小さく販売テストしたい商品数が少なく、まずは売れるかどうかを見たい。
固定費を抑えたい月額費用をかける前に、写真、説明、価格、配送を試したい。
SNSや既存顧客があるInstagram、LINE、店頭、イベント、既存顧客からショップへ案内できる。
自社開発はまだ早い決済や注文管理を自前で作らず、販売運用を先に覚えたい。
限定販売に向いている商品があるハンドメイド、季節商品、イベント販売、抽選販売、予約販売などを試したい。
店舗商品を通販したい実店舗の商品を、遠方の顧客やリピーターにも届けたい。

BASEだけでは足りないケース

BASEは始めやすいサービスですが、すべてのECに最適とは限りません。商品数、在庫連携、店舗運営、広告、海外販売、法人向け販売などが増えると、別の仕組みや併用を考えた方がよいことがあります。

状況考え方次に見るページ
店舗レジ、予約、決済も一緒に整えたいECだけでなく店舗DX全体として見る。STORESのような店舗運営プラットフォームも比較する。STORES
楽天市場やAmazonの集客力も使いたい自社ECだけでは集客が弱い場合、モール出店や併用を検討する。自社ECとモール出店
本格的な独自ECを育てたいShopifyなど拡張性の高いサービス、制作会社への相談、保守体制を考える。ネットショップ開業ガイド
商品数や発送件数が増えた在庫管理、梱包資材、発送作業、返品対応を標準化する。配送・梱包・返品
利益が残っているか不安送料、手数料、梱包費、広告費、返品まで入れて粗利を見る。価格設定・粗利管理
ユウ
無料で始められるなら、利益計算は売れてからでよくないですか。売れてから考える派です。
ミナミ
売れてから送料や手数料に気づくと、忙しいのに利益が残らないことがあります。最低限、1注文の利益は先に見ましょう。
ユウ
売れるほど赤字、かなりホラーですね。
ミナミ
だから、原価、手数料、送料、梱包、作業時間まで入れて価格を決めます。
ユウ
開店前に電卓、発送前に段ボール。ECの合言葉にします。

開店前のチェックリスト

  1. 商品を決める: まずは少数の商品に絞り、写真、説明、サイズ、素材、注意点を整える。
  2. 価格を決める: 原価、決済手数料、送料、梱包資材、返品、作業時間を入れて利益を見る。
  3. 送料を決める: 全国一律、地域別、送料無料ライン、メール便対応、クール便などを整理する。
  4. 返品条件を決める: 購入者都合、初期不良、サイズ違い、食品や衛生商品の扱いを決める。
  5. 表示を整える: 特定商取引法に基づく表記、プライバシーポリシー、問い合わせ先を確認する。
  6. 集客導線を作る: Instagram、LINE、店舗POP、名刺、同梱カード、既存顧客への案内を用意する。
  7. 初回発送をテストする: 自分宛てに注文から発送通知まで試し、梱包やメール文を確認する。

BASEと他の選択肢をどう使い分けるか

選択肢向いている使い方注意点
BASE小さく始める、SNSや既存顧客から案内する、商品販売を試す。作っただけでは集客できない。利益計算と配送設計が必要。
STORESネットショップに加え、予約、レジ、決済、店舗運営も一緒に見たい。使う機能が多いほど、最初に運用設計が必要。
Shopify独自ECを育てる、海外販売や拡張機能を使う、制作会社と作り込む。月額費用、設定、保守、アプリ選定まで考える。
楽天市場・Amazonなどモール内の集客力を使いたい、検索される商品を販売したい。手数料、価格競争、顧客情報、在庫連携の考え方が変わる。
会社サイト+購入ボタン商品数が少なく、問い合わせや相談から販売したい。決済や発送管理をどこまで自動化するか決める。

関連する実務を先に決めておく

BASEでショップを作る前に、ネットショップの全体手順はネットショップ開業ガイド、開業後の運営は小さなネットショップの運営、配送や返品は配送・梱包・返品、販売者情報やプライバシーポリシーはECの法令表示と個人情報で整理できます。

商品ページをAIで作る場合は、AIで商品ページを作る注意点も確認します。AIで作った写真や説明が実物とズレると、問い合わせや返品につながるためです。

BASEの最新条件を確認する

料金、決済方法、手数料、入金サイクル、機能、キャンペーンは変わることがあります。小さく販売テストを始めたい場合は、公式ページで現在の条件を確認してください。

BASEの最新情報を確認する

ユウ
BASEは無料で始められるなら、まず全部ここで売ればいいですか。
ミナミ
小さく試すには有効です。ただ、商品数、集客、リピート、配送、手数料が増えたら運用全体を見直します。
ユウ
無料開業はスタートラインで、ゴールテープではないんですね。