AI Basic
AIは「答えをくれる先生」ではなく「たたき台を作る相棒」と考える
ChatGPT、Gemini、Claudeのような生成AIは、質問に答えたり、文章を作ったり、表の形に整理したりできます。ただし、必ず正しい答えを出す機械ではありません。
ビジネス利用では、AIに最終判断を任せるのではなく、下書き、整理、候補出し、言い換え、チェックリスト作成に使い、人間が確認して仕上げる使い方が現実的です。
ユウ
AIに聞けば、もう全部答えてくれる時代ですね。僕は確認係として拍手します。
ミナミ
拍手の前に確認してください。AIは便利ですが、事実と違うことを自然な文章で出すことがあります。
ユウ
自信満々に間違えるんですか。親近感がわいてきました。
ミナミ
そこに親近感を持たないでください。AIは下書き、人間は確認と責任。この分担が基本です。
AIが得意なこと・苦手なこと
| 得意 | 使い方 | 注意点 |
|---|---|---|
| 文章の下書き | メール、案内文、提案文、FAQ、求人文を作る。 | 事実、価格、納期、約束内容は必ず確認する。 |
| 整理 | 長いメモを要約し、表や箇条書きにする。 | 重要な条件が抜けることがある。 |
| アイデア出し | 企画案、記事案、キャンペーン案、SNS投稿案を出す。 | ありきたりな案も多いので、自社の事情を足す。 |
| 調べ物の入口 | 調査観点や比較表の項目を作る。 | 最新情報や法令は公式サイトで確認する。 |
| 判断の代行 | 契約、税務、法律、人事評価などの最終判断。 | 苦手。専門家や責任者の確認が必要。 |
プロンプトは「お願い」ではなく「業務指示」と考える
プロンプトとは、AIへの指示文です。難しく考える必要はありませんが、仕事で使うなら「目的」「前提」「出力形式」「注意点」を入れると使いやすくなります。
| 入れる情報 | 例 |
|---|---|
| 目的 | 新規問い合わせへの返信メールを作りたい。 |
| 前提 | 相手は中小企業の担当者。初回返信。丁寧だが堅すぎない文体。 |
| 出力形式 | 件名、本文、追記の3つに分けて。 |
| 注意点 | 料金を断定しない。個別見積もりが必要と伝える。 |
小さく始める業務例
- 問い合わせ返信メールの下書きを作る
- お客様向けFAQを10個作り、担当者が修正する
- 社内マニュアルの見出しを作る
- ブログやSNS投稿の構成案を作る
- 会議メモを議題、決定事項、次の作業に分ける
ユウ
AIは何でもできそうで、逆に何を頼めばいいかわかりません。
ミナミ
調査、要約、下書き、表作成、アイデア出しなど、判断前の作業から始めると使いやすいです。重要判断は人が確認します。
ユウ
AIは魔法使いではなく、仕事が速い助手として使います。