白熱電球の特性

  白熱電球について、電源電圧や光の分布、点灯中の温度、寿命などについてを技術的な側面から解説していきます。
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白熱電球の特性について


電源電圧変動特性および寿命に対する影響


白熱電球は電圧の変動によりその特性が大きく変化することが確認されています。

電圧が高い場合(+5%)

明るさ
約1.2倍
消費電力
約1.08倍
寿命
約1/2
使用する電圧が高い場合は明るさは当然上昇しますが、消費電力が増える上白熱電球の寿命は大幅に短くなります。
(電圧が5%高いだけで、寿命は約半分になります)

電圧が低い場合(-5%)

明るさ
約85%
消費電力
約0.92倍
寿命
約1.6倍
使用する電圧が低い場合、寿命は延びて消費電力は少なくなりますが、明るさが大きく減少するため経済的ではありません。
(電圧が5%低いと、明るさは通常の約85%程度にまで下がります)

白熱電球点灯中の温度


白熱電球は点灯中にはフィラメントの温度が極端に高くなるため、ガラス球や口金の温度も上昇します。特にW(ワット)数の大きな白熱電球ほど、発生する熱も大きいため温度が高くなります。
また、点灯中および消灯直後の電球も非常に暑いので、絶対に手で触れたり、燃えやすいものを近づけたりしないようにしてください。
消費電力
ガラス球の温度
口金の温度
20W
53度
80度
40W
73度
90度
60W
92度
105度
100W
95度
115度
200W
105度
107度
※上記は定格電圧100Vで周辺温度20度、口金上向きの場合の参照温度。

白熱電球の寿命について


白熱電球の寿命(定格寿命)については、ある程度の幅があります。利用条件や振動の有無などにより異なります。
記載されている「定格寿命」の定義は白熱電球の場合、約半数のフィラメントが切れてしまう平均的な点灯時間を表しています。

白熱電球の周囲温度と寿命

白熱電球の寿命は周囲の温度にあまり影響はされません。ただし、周囲温度が60度を超えるようなケースでは、寿命が短くなり始めます。また、口金とガラス球の接着力に対して悪影響を与える可能性がありますので、注意が必要です。

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